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人工透析
腎臓の働き
まず、透析の話をする前に腎臓の働きについて説明する必要があります。腎臓は『臓器の中でもかんじんだ』と言われるくらい重要な臓器です。腎臓は体のちょうど腰のあたりに位置し、背骨を挟んで両側にそら豆の形をした握り拳大のものが2つあります。
- 腎臓の主な働き
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- 老廃物の除去
- 血圧の調節
- 赤血球の産出
- ビタミンDの活性化
- 水分の調節
人工透析とは
何らかの原因で腎臓が悪くなると、尿が作れなくなり、尿として体外に出されるはずの水分や老廃物質、有害物質が体内にたまってしまい、体内バランスがくずれて最終的には死に至ります。したがって、腎臓が悪くなって機能しなくなった場合、その体内でいらない水分や物質を体外にだす治療法が必要になってきます。
それには体の腹膜を利用した腹膜透析やダイアライザーという人工腎臓を用いて、腎臓の機能の一部(水分の除去や老廃物質、有害物質の除去)を人工的に行う治療法が行われます。
これが透析治療です。
人工透析の流れ
透析患者さんはだいたい1週間に3回通院されます。だからこそ、私たちスタッフと患者さんの関係は気兼ねなくなんでも語りあえる間柄でいたい。そして、人と人とのつながりによって患者さんがお気兼ねなく透析を受けられる環境を作っていきたい、と願っております。
透析室の様子
治療を受けられる患者さんが快適かつ十分な透析治療を受けられるように治療機器を備えております。
治療スペースも3階、4階に備えておりますので、お待ちいただくこともございません。
スタッフの医師、看護師、臨床工学技士がそれぞれの専門分野から透析療法を支えているとともに、患者さん中心の医療を心掛けております。